1998年 34歳の頃。
レースに現(うつつ)を抜かしていたワタクシに一人の男が「バンド組もう」と持ちかけてきた。
高校生の頃ワタクシが所属していた音楽サークル「○ッピー○ュージック」の中心的人物「Sモダ」である。
元々ギタリストの彼とは高校生の時から一緒にアホな事して遊び回っていたが、それまで一度も一緒にバンドを組んだ事がなかった。
そんな彼が誘ってきたバンドと言うのが…メンバー全員が「○ッピー○ュージック」つまり昔からの友達。
どんなバンドにしたいかを色々きいたところ…
・久し振りにスタジオで音を出したい
・今、キーボードにハマっていてキーボードを弾きたい
・気心知れた仲間と組みたい
・ライブをする気は無い
…ほぼSモダのワガママやな(^_^;)
そして集まったメンバーが
言い出しっぺの「Sモダ」がキーボード、
Sモダの弟「Hろさん」がヴォーカル、
ワタクシとSモダの一つ後輩の「OK」がギター、
そしてワタクシがベース。
べ・べ・ベース?!
いや、ドラムは火曜日バンドで好きな事してたんで「なんか変わった事したい」みたいな気持ちでね(^_^;)
ちなみにドラムはリズムマシーンに打ち込み。
課題曲も数曲決めて二ヶ月ぐらい後にスタジオ入りした。
いやぁ…おもんない!(笑)
やっぱりドラマーがええな(^_^;)
翌月のスタジオからはワタクシがドラム。
ベースはSモダがシンセで手弾き。
ま、サークルのセッションみたいな雰囲気で和気あいあいとやってたが半年ほどで自然消滅。
ちなみに「上海正義(シャンハイせいぎ)」と言う、ワタクシが付けた意味深なバンド名だった。
しかし、この活動で「バンド魂」が再燃した男が居た。
ギタリストの「OK」である。
彼とはこの後しばらくして「ライブをする」と言う珍しいバンド(いやホントはこっちが当たり前なんだけど^_^;)を組む事になる。
続く☆