1998年 34歳の頃。
「学生サークル活動の延長」のようなバンド『上海正義』も消滅し、また火曜日バンドとレースに明け暮れる毎日(?)のワタクシに後輩ギタリストの「OK(←名前です)」から誘いが来た。
今度は「ライブをするバンド」である。
メンバーをきくと「OK」以外は全員知らない人。
そしてどんな曲をするかときくと…なんとブルースですと!
なんでも彼はワタクシに借りたCDからブルースにハマったそうな。
そう言えば随分前に「OK」から
「ハードロックとNOVELAしかよう弾かんから、なんかギターの勉強になりそうなCD貸して」
と頼まれ「ギターの勉強ならこの人からやろ」とエリック・クラプトンのベスト盤を貸した記憶があった。
次に用意していたジェフ・ベックやツェッペリンやサンタナを借りる前に、彼は「12小節の人生」を歩んでいたようだ(^_^;)
そしてすでにライブをする日も場所も決まっていて、早速スタジオ入りする事になった。
この時のメンバーが
Vo&EG:「OK」
EG:KASAさん
EG:Yまださん
EB:Y縣さん
そしてドラムがワタクシ。
「OK」以外は「初めまして」の人達。
割とベタなブルースを数曲練習した。
スタジオで一つ気になった事があって、初対面にも関わらずきいてしまった。。。
ワ「Yまださん、ヒマな事ないですか?」
や「え?なんでです?」
ワ「いや…曲の最中、ほとんどギター弾いてはれへんし(^_^;)」
や「あのね村中さん、弾かへん部分がブルースですねん!!」
それまでハードロック中心なバンドばかりだったワタクシには、この時はこの言葉の意味がよくわからなかった。
そして今でもよくわからない(^_^;)
続く☆