muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

脇道52

 

1998年34歳の頃。

 


この年の開幕戦、セントラルサーキットは3月にしては肌寒いぐらいだった。
エンジン・ミッションも変わり、総長もアドバイスもあってこの日の予選は過去最高位の3番手。


「ブロックしまくって誰にも抜かされへんかったら表彰台やん!」
なんとも消極的で卑怯な事を考えていたワタクシであった(^_^;)


さて決勝。
まずはいつもの「FF車混走」のC2クラスとSFクラス。


この日は「常勝」EKシビックの総長、EFシビックのMくんがC2クラス。
そしておなじみEP71スターレットのHくんは去年「初優勝」してしまったので今年からSFクラスではなく二人と同じC2クラス。


結果は総長が2位、Mくんが3位。
Hくんは10位…そりゃシングルカムの1300ノンターボでVTECのEKシビックと戦わせられちゃあ可哀想だわ。


そしていよいよハチロクのC1クラス。
この日は12台が出走。
ワタクシは前から二列目。
一列目の2台とは「オフセット」して並ぶので、目の前にはクルマが居ない。
…いい眺めだ♪


ルームミラーで続々と整列している後続のマシンを見ながら、この日までの事を思い出していた。


伊丹市の常岡病院で産声をあげたあの日(←そこからかいっ!?^_^;)


いや、生まれて初めて街乗りハチロクレビンで山道を走ったあの日。
初めて走行会に出てビリだった思い出。
公式レースに出ようとライセンス取得の為に出たジムカーナで恥ずかしかった事。
青ハチで初めてレースした日。
計測器の故障の為、最後尾スタートで26台抜いた初入賞。
・・・↑卒業式みたいやな(^_^;)


さていよいよスタートだ。
『ビリだった初めての走行会』の時のようにスタート失敗しないようにしないと(笑)


シグナルが赤から青に変わった。
クラッチミートした途端に「誰かが後ろから押したような感じ」に思える加速!


「もう今までのノーマルエンジンとはちゃうんやでぇ!!」


独り言はエンジン音にかき消されたまま青ハチは1コーナーへ。

 


続く☆