1997年33歳の頃。
1993年に街乗りのノーマルハチロクで初めて中山サーキットを走り、すっかり魅了されてしまったワタクシ。
N1仕様のレースカーのハチロクを手に入れ、1994年からレース形式の走行会に参加する事3年…入賞(6位以内)が2回、最高位は5位。
そしてこの年からレースの場は兵庫県セントラルサーキットに移された。
これは、当時大阪市内に住んでいたワタクシにとってとてもありがたい事だった。
なんせ移動時間が半分で済む(^^)
セントラルなら片道1時間半で行けるのだ!
しかしありがたくない事も…。
コース全長が短くコース幅が狭い中山に比べて、セントラルは全長も長くコース幅も広い。
なにより「そこそこ長いストレート」が2本もある!
これは加速・最高速ともに劣るノーマルエンジンのワタクシにとっては、かなりツラいところ。
http://central-circuit.com/wp/
コース図等は↑こちらからどうぞ。
さて1997年の開幕戦はゴールデンウイーク明けの5月11日に行われた。
さすがにワタクシのハチロクも全塗装が終わって「ツギハギ」から「青ハチ」になっていた。
そして開催地が近い事もあってか、この年からチームのピットが賑やかになった。
まずハチロクのワタクシとEP71のHくんの二人は中山時代からの古株。
そして中山で「初出場・初優勝」の総長(仮名)はEFからEKのシビックに乗り換えて参戦。
そしてチューニングエンジンを積んだEF6でOさん(ワタクシに銀ハチのボディーをくれたOくんとは別人)も初参加。
ドライバー4人にスタッフを含めると10人以上でワイワイしていた。
そして中山での終盤に色々と問題視されていた「クラス分け」が当日の朝に発表になった。
全部で4クラス。
・フレッシュマン:車種は問わずサーキット走行が初体験かそれに近いドライバー、このクラスだけはタイム計測までで決勝レースは無し。
・SF(スポーツFF)クラス:V-TECエンジンのシビックを除く1600cc以下のフロントドライブ車。
・SR(スポーツFR)クラス:2000cc以下の後輪駆動車。
・C2(カスタム2)クラス:チューニングエンジンを含むSFクラス以外のFF車。
・C1(カスタム1)クラス:チューニングエンジンを含むSRクラス以外の後輪駆動車。
クラス分けの説明を見ると、ワタクシは「ノーマルエンジンの1600ccFR」なのでSRクラスなんだと思った。
しかし主催者さんからの説明の最後に「ウチの走行会で入賞経験のある方はエンジンや排気量に関わらずC1かC2クラスになります」
…え?!
「なります」や、あらへんで!(+o+)
てな事でワタクシはC1クラス。
EPスターレットのHくんはSFクラス(彼も入賞経験者だが、さすがにシビックと同じクラスは可哀想だったのだろう)
チューニングエンジンのEFシビックのOさんと、優勝経験者の総長はC2クラスになった。
新天地セントラルサーキットでも、苦戦を強いられそうな予感がする開幕戦であった。
続く☆