1996年33歳の頃。
散々な結果しか残せていないこの年もいよいよ最終戦。
翌年から兵庫県のセントラルサーキットに場所を移して開催される事になっていたので、馴染みの深い中山サーキットでのレースも、一応この日で最後。
この日にギリギリ間に合った(塗装は間に合わなかったのでツギハギの銀と青の)ハチロクでフリー走行に出たのはワタクシではなかった。
フリー走行とタイム計測だけ、ワタクシのクルマでエントリーしている「Nくん」であった。
新しく復活したツギハギハチロクを心配そうに見送るワタクシ(^_^;)
結果的にNくんは初めてのサーキット走行でぶつかる事もスピンする事もなく、満足した顔で戻ってきた。
さてようやくワタクシの番。
フリー走行2回目で初めて乗る「ニューマシン」の感じを掴む為にしっかり走行。
さすがにエンジンも足回りも前と変わっていないので、乗った感じは全く同じ。
さて問題の予選。
この日は総勢20台。
そのうち1台(ワタクシのハチロク)はタイム計測がWエントリーなので、タイム順は1位から21位までになる。
まずはワタクシがタイム計測にコースに出る。
アウトラップ(ピットアウトした周)とインラップ(ピットインする為にゴールラインはまたがない周)を除いて3周ほどした。
ピットに戻り、Nくん用のゼッケンに貼ってあった「ビニールテープで作った斜線」を剥がし、並べて貼ってあるワタクシのゼッケンに斜線をする。
これで「今のタイムはどのゼッケンの選手が出したか」が本部にわかる仕組みである…とってもアナログ(^_^;)
残り時間は全てNくんが走り予選の時間は終了。
全21人中、ワタクシは9番手、Nくんは20番手だった。
「ビリじゃなかった♪」と喜ぶNくん。
彼はこれに味をしめて、後々お金を貯めてホンダのS2000を買いサーキットを走り回る事になる。
そしてワタクシの中山サーキット最終レースは、一つ順位を下げ10位でゴール。
とりあえずニューマシンで完走出来てよかった(^^)
さぁ来年からはセントラルサーキットだ!
…中山に比べてストレートが長い…エンジンパワーの差が出るなぁ(>_<)
ま、頑張るしかない♪
続く☆