1982年19歳の頃。
前回「次回がコミックバンド編最終回」とか言っておきながら「前編」とはなにごとぞ?
いや、書いてたら長くなったので(^_^;)
さて、皆さんローランドの「ジュピター8」と言うキーボードをご存知だろうか?
1980年代に発売され世界を凌駕した、当時の最高峰シンセサイザーである。
発売当初の価格は税抜きで98万円(いや、まだ消費税そのものが無かったな^_^;)
ケースも買うと100万をゆうに超える「高嶺の花」!!
「ドラムの話とちゃうんかい?!」
「コミックバンドはどこ行った?」
「そもそも魔法瓶にはキーボードおらんかったんちゃうんかい?!」
と、お叱りの声が聞こえてきそうだが…。
地元大阪に見放され(もうええて?^_^;)、遠征に活路を見出そうとしていたコミックバンドであったが、やはりなかなか(と言うより全然)人気が出ない。
お笑いのネタを新しくしたり、手品をグレードアップさせたり(「上から下まで黒ずくめの衣装で足もとが見えない→ステージ中央まで出てくる→黒いブーツに見えていたのは地下足袋→その地下足袋にスティックを挟んではい!ポーズ」とか「ドラムソロの最中にツーバス踏みっぱなしで導火線に火をつけ仕掛け手品に点火させる」とか…努力はしたんですけどねぇ^_^;)、一体何が悪かったのか?(笑)
とにかくお笑いに限界を感じた(?)ワタクシはバンド脱退を決意。
メンバーに申し出ると
「ちょうど遠征ライブが決まったトコやねん。今回のライブで最後って事でなんとか」と。
そこでワタクシから条件を出した←何様?
「じゃあ次の遠征ライブに兄貴をサポートキーボードとして参加させてくれたら遠征行ってもええよ」←だから何様??
さて、メンバー5人とワタクシの兄伸一と小川くんと岡野くん、総勢8人でのラストツアー。
さてどうなりますやら。
続く☆