さて皆様をイライラさせた「中三シリーズ」も最終回(笑)
1978年15歳の頃。
高校入学を控えて、N君のギターに合わせてKISSの「LOVE GUN」なんかをベースで弾いて喜んでた村中少年。
「あとは歌えるギタリストとドラマーを探さないと」
そう思い、N君と二人でメンバー探しの日々。
ところが同じ中学ではなかなか見つからない。
N君曰く「歌はメンバーで交代で歌うにしても、ドラムは要るよなぁ…ベースなら結構居るけどドラマーはなぁ…ベースなら居るのになぁ…」
このままではせっかくベースまで買ったのにドラムを押しつけられてしまう(^◇^;)
N君とは別の高校に進む事が決まっていたので「とりあえず高校に入ったらお互いの学校でドラマー探そ!どうしても見つからへんかったらその時は…俺がドラム叩くから」とその場は収めて、ようやく高校入学、おめでとう俺達(笑)
そして胸膨らませて入った高校一年生のクラスで、それらしいヤツは居ないか物色していると…
「明らかにLOVE GUNのイントロとわかるフレーズ」をドラムに見立てた机で素手ながら叩くO君に出会ったのであった!!!
…神様って居るんやなぁ♪(T0T)
意気揚々と勧誘開始!
「それKISSの曲やんな?!好きなん?俺らのバンド入ってくれへん?」
O君曰く「ええよ。俺歌も歌うから。でもまだフォークギターしか持ってないからエレキギター買うまで待ってや」
「お、おう!もちろんやんけ」
……お前ギタリストやったんか?!
この話を電話でN君に言うと「ラッキーやん♪こっちの学校でベーシスト見つけてん♪ これでバンド出来るよなぁ♪」
…ドラマー村中暁生誕生の瞬間である。
次の日に楽器屋でスティックを、本屋へドラムの教則本を買いに行く村中少年(←こう言うトコ真面目)
そこで手にする一冊の教則本が、その後のドラマー人生を大きく左右するとはまだ知らない15歳であった(←この引っ張り方、すでに2回目^_^;)
高校編に続く☆