2000年 37歳の頃。
ネットでオリジナル曲を発表していた当時、質問も色々いただいた。
中でも「オリジナル曲の作り方」の質問が多かった。
「ネットバンド」と言うからには、メンバーの誰かが作ったメロディーの音源をメールで送り、それに歌詞を付けて仮歌を入れた状態の音源を送り返して･･･みたいな状態を想像する人が多かったが、本当は「毎週末に集まってあーだこーだ言っていた」と極めてアナログな創作活動だった。
そんな質問の中に「オリジナル曲を作る時は曲(メロディー)が先ですか？歌詞が先ですか？」と言うものがあった。
003の場合「luigiくんがメロディーと基本的なコード進行を作り、それにワタクシが後から歌詞をつける」と言うパターンが多かったが例外もある。
ワタクシが作詞も作曲も務めた「HORIZON」は歌詞を先に書いて後からメロディーを作った。
どうもワタクシが作詞も作曲も両方する時はこのパターンが多いようだ。
2000年11月に発表したこの曲もその作り方。
タイトルは「あしたの箱」。
当時のホームページから「メンバーからのコメント」と「歌詞」を。
作詞、作曲、編曲は003です。
作詞・作曲共にろまん
「ホライゾン」に続くろまん作詞・作曲第二弾！
前作と違いかなりハードに仕上がってます。
ヴォーカル・コーラス・キーボードは俊英、
ドラムはろまん、
ギター・ベースはluigiが担当しています。
By luigi
003で一番最初に書いた歌詞に1年以上経ってから曲を付けました。
3人でアレンジして行くうちに、かなり最初にイメージしたモノとは違って来ました。
もちろん「良い方向」に・・・
By ろまん
本来の００３の姿に近いと感じるこの曲。
ロックです！今のロックです。ロックです。
By 俊英
【歌詞】
『初めは何もなかった 心の部屋に
薄暗い霧かかった 命の空に
独りの道は良かった 日暮れは来ない
二人のつらさわかった でも満たされる
光差し込んで 涙あふれさせ
嵐呼び起こし 立ち尽くす人
次の場所へ行こう 手を引いて
あしたの箱開けよう 愛がこぼれる
言葉埋め込んで 涙あふれさせ
記憶呼び覚まし 立ち尽くす人
夢の滝を流そう 目を閉じて
あしたの箱開けよう 愛がこぼれる
いつまでも止まったままの 時計ならいらない
もう一度尖った心 癒してくれたら』
この曲のタイトルを聞いて「梅田の阪急ファイブにあった店や！」とか思ったアナタ…ワタクシと同年代ですね
「阪急東通り商店街を抜けた辺りにあった裁縫と洋服の店や！」と思ったアナタ、ワタクシより年上ですね
もちろん「オリ○くん」や「熊○さん」とは無関係の曲です(^_^;)
続く☆
