ある朝の事。
目を覚ますと涙ぐんでいたワタクシ。
それまでみていた夢のせいだった。
その夢と言うのが…
場所はとても大きなホールの舞台袖。
ワタクシはスティック2本握り締めて立っている。
舞台上では派手なセットが組まれていて、煌びやかな照明が当たっている。
ドラム台の上にはツーバスフルセット、舞台上には大きなアンプがずらり。
まだステージ上には誰も居ないが、ハードロックバンドのコンサートであろう事は見ただけでわかる。
その時点で自分の役割がわかっていないワタクシ。
そこへオカンが外国人の手を引いてやってきた。
「あんた、ゲイリームーアさん好きやってゆーてたやろ?一緒にさしてもらい!」
なんとオカンが連れて来たのはゲイリームーア本人だった。
なんせ夢なので「ベースやヴォーカルが誰だった」とか「どこの会場だった」とかはさっぱり覚えていないが、ゲイリーがカタコトの日本語で「OK、じゃあまずマーダーインザスカイからいきましょう」と言ったのは覚えている。
ワタクシはステージのドラム台に上がり、カウントを出す。
目の前では本物のゲイリームーアが本物のマーダーインザスカイを弾いている(いや、夢の中なのだが^_^;)
数曲演奏し、感激のあまりドラムを叩きながら泣いているところで目が覚めた。
その日はオカンが亡くなって一週間ぐらい経った頃だった。
目が覚めた時「オカンが天国からゲイリームーアを連れてきてくれたんやな」と都合よく解釈して、とても嬉しい気持ちになった。
2016年53歳の秋の話である。
1978年…今から42年前の9月30日はそのゲイリームーアの初のソロアルバム「バックオンザストリート」がリリースされた日だと言う記事を見て、この事を思い出した。
そう言えば大物俳優さんが亡くなった次の日は「松方弘樹さんがこっちに来はったで!」とオカンから電話がかかる夢をみた。
いや、そんだけ(^_^;)