muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

脇道43

 

1997年33歳の頃。


季節は夏の7月、セントラルサーキットでの第二戦。
20台中8番手から決勝スタートのワタクシ。


スタートを決め順位を一つ上げての一周目、すぐ後ろで起こったアクシデントで後続が少し離れた。
セントラルサーキットのコース後半はマウンテンエリアと呼ばれるストレートが短いテクニカルゾーン。


このエリアを得意とするワタクシは前のクルマとの差を詰める。
狙いは立体交差の下をくぐる(10コーナー)手前の複合右カーブ(9コーナー)。
そこからかなりの下り坂になっている。


2本目のストレートエンドの4~5の複合コーナーを立ち上がってからの登り、6コーナーと7コーナーさえ必死にくらいついていれば、ほぼ真っ直ぐ抜けれる8コーナーは全開でこの複合の9コーナーに勝負を掛けられる。


作戦通り(?)前のクルマにくらいつき、9コーナーの進入でインに割り込み立ち上がりでは前に出る。
フラットや登りの区間では立ち上がりのエンジンパワーの差で抜けない、もしくは抜いても抜き返される事が多いのだが、ここから下りなのでエンジンパワーの差が出にくい。


しかも次の10コーナーは立体交差の下なので先が見えないブラインドコーナーなので普通のドライバーはブレーキを踏みつつ慎重に入っていくが、ワタクシは「アホ」なので少しのアクセルオフで突っ込んでいく(笑)


こうしてさらに順位を上げ、一周目終わりで6位になっていた。


まだ前のクルマは「見える位置」にいる。


レースはあと七周ある。

 


なんだかイケそうな気がするぅ~(←二回目^_^;)

 

 


続く☆