muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

脇道54

 

1998年34歳の頃。


 
エンジンをTODAのフルキットを組んだ4A-Gに、ミッションをクロスに替えて挑んだ開幕戦のセントラルサーキット。


改造ハチロクがメインのC1クラス決勝を3番手でスタートしたが得意の9コーナー入口で痛恨のシフトミス!
5番手に落ちてニ周目に入った。


前を走るのは「表彰台常連組」のグリーンのハチロク
二周目の1~2コーナーを立ち上がった時にも、まだすぐ前にいた。


「あれ?」


今までのイメージで『メインストレートから2本目のストレートに入ったら常勝組は離れていくもの』と思っていたが、この日はそうではなかった。


一周目に抜かれた緑のレビンは目の前。
2本目のストレート中程ではスリップにつく事ができた。
セオリー通りストレートエンドでスリップから出て先に4コーナーへ。
あっさりと抜く事が出来た。


今までずっと自分がされてきた「抜かれ方」と全く同じ「抜き方」をしたのだ。


よく考えれば、この緑レビンとワタクシは予選タイムで言えばワタクシの方が速かった訳だ。
普通に走っていれば「そのうち追い付きそのうち抜ける」ハズだったのだ。


そして少し前を走っている「予選4番手だった黒赤ツートン」も同じ事が言える。
急に冷静になって前を追うワタクシだった。


マウンテンエリアで差を縮め、一周目でシフトミスした9コーナーで抜きにかかる。
しかし黒赤ツートンレビンはブロックしてきた。
イン→イン→アウトで10コーナーへと下っていく。


さすがに常勝組、簡単には抜かせてくれない。


4番手でニ周目を終えて、あと六周。
…そのうち追い付くだろう…そのうち…きっと…たぶん…(^_^;)
 

 


続く☆