muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

◯◯バンド時代 その1

このブログをご覧の方々の中に、KBS京都(正式名称は「京都放送」と言うらしい…知らんかった)と言うテレビ局があるのをご存知の方が何人いらっしゃるだろう?

 

そのKBS京都で、昔「テレリクHOT LINE」と言う『電話でリクエストを受けて洋楽のミュージック・ビデオを放送する』と言う画期的(?)なテレビ番組があった。

 

当時ワタクシも好きでよく観ていたが、その司会をしていたのがジーン長尾さんとゼンジー一億(横棒が続いて読みにくいですね、ぜんじいいちおくと読みます^_^;)さんだった。

 

この人は「何者か」と言うと、コミックマジックでお馴染みの(と言っても若い方は知らないか^_^;)ゼンジー北京さんの弟子で、カーリーヘアーと大きなメガネがトレードマークの男性。

本職は手品師さん。

 

さて、いきなりなんでコミックマジシャンの紹介をしたかと言うと…

 

戸田さんに紹介された「ドラマーを探しているバンド」のリーダーはこの人だった!

  

初顔合わせの日、指定された「十三(じゅうそう)フレンドストリート」と言う商店街の中の喫茶店に行くと、笑福亭鶴瓶のバッタもん(笑)みたいな「ゼンジー一億さん」が座っていた。

 

もう一人「見るからに芸人さん」って感じの人もいた。

 

漫才師のミッキーおさむ(現「梅乃ハッパ」)さんだった。

 

この二人に「君かいな、うちでドラム叩いてくれるゆー子は」と切り出され

 

(え?もう決まってんの?)

 

と少々戸惑いながら色々話をきいてみた。

 

諸々の「おいしい条件」を出されて、ノックダウン寸前の4回戦ボーイの頭か?と言うぐらいグラングランに気持ちが傾いているワタクシに

 

「ギターはSNC(前に兄が所属していたバンド)の上田くん、ベースはスカイドリームのジンくんにやってもらう。あと当面のサウンドプロデュースをSNCのリーダー井上さんに頼んでるから」

 

と、トドメを刺すお二人(全員憧れの人やんかいさ^_^;)

 

「はい、やります。やらせてもらいます!」

 

と、しっかり返事をしたら

 

「ありがとう!助かるわ!!

ほなら来週ぐらいに全員で集まる日、作るから…

 

…あ、基本的に僕ら二人(一億さんとおさむさん)がボケるから、村中くんツッコミ頼むわな」

 

 

 

 

 

え?( ・∇・)

 

 

 

 

初めての「ギャラを貰えるバンド」は、それまでイメージしていたハードロックバンドでも、ロックンロールバンドでもなく「コミックバンド」でした(^_^;)

 

1981年18歳の頃である。

 

続く☆