ブログタイトルはオジーの「Bark at the Moon」のサビが、そう聞こえると。
いわゆる「空耳」ですな。
はい、6月17日(土)に大阪・阿波座のBIG JACKで行われた「OZZI FEST OSAKA 2023」に出演しました。
前回のブログでもご案内した通り、ワタクシは病気療養中の角谷孝宣くんのピンチヒッターで「OZZIKI OSBOURNE」と言う『バンド名だけでは誰のコピーかわからないバンド』(←前もさんざん使ったネタ^^;)で叩きましたよ。
ちなみにOZZIKI OSBOURNのドラマー角ちゃんは、ちゃんと回復に向かっているようなのでご安心を☆
今回のイベントは「トリビュートバンドイベント」
それぞれが『今回のイベントの為に組んだ即席ユニット』ではなく『同じバンドのコピーばかり何年も続けている筋金入りのアホ集団』(←褒めてます)ばかりと言う「本家愛」溢れる素晴らしい企画。
このブログをずっと見てくださっている方はご存じのように、ワタクシも十数年同じバンドでKISSバカを続けている「ベテラン・トリビューター(こんな言葉はきっと無い)」ですので、見る目は厳しいですぞ←何様
そんな訳で、本当は普通にお客さんとして観るハズだったイベントに出演する事になって一番残念だったのが「ずっと客席で観る事が叶わなかった」って事。
前半の2バンドは客席後方からちゃっかり観てましたが。
当日はリハーサルが「逆リハ」と言うスタイル。
本番出演順の逆の順番でリハーサルをしていくってシステムの事ね。
なのでワタクシが出演するOZZIKI OSBOURNEは一番最初にリハーサルをした訳ですよ。
なのであと3バンドのリハーサルは、しっかり観れた訳ですよ♪
色々勉強になりましたねぇ!
今回の収穫は他のトリビュートバンドさんのリハをしっかり観させてもらった事。
本番は観る機会があっても、なかなかリハーサルを観るチャンスは無いので。
さて「リハーサル」と「本番」を観たり聴いたりしてのワタクシの感想を。
トップバッターの「A4/B4」(「エーヨンビーヨン」ではなく「エーシービーシー」と読みます…いや読ませます、読みなさい!)。
もちろんAC/DCのトリビュートバンド。
トリビュートバンドと言うと『まずは見た目から』ってトコが多いんですが、A4/B4さんは(もちろんハンチング帽やアンガスの衣装はマストですが)、それよりも音が似ていましたわ!
アンプチューニングとか研究してらっしゃるんでしょうなぁ。
ドラムのスネアの音なんか「一緒」でした。
そしてA4/B4と言えば!と言うぐらいにお馴染みになった「光るツノの貸出し」
お客さんに(なかば強引に)光るツノを付けてもらい、客席を無理やり一体化!
いやはや、素晴らしい!!
二番目の出番は「LMT」こと「LOVE MACHINE TOKYO」
こちらはW.A.S.P.のトリビュート。
バンド名からわかるように、今回東京からのツアーバンドさん。
今回「初めまして」のバンドさんだったが、名前だけは知っていたぐらい有名。
いやぁ凄かった!
セットからマイクスタンドから小道具から「ケツ出し衣装」から全てがアホ全開!(←本気で褒めてます)
あれだけの機材を東京から持って来たんだなぁと改めて関心しつつ、自分もKISS?で電飾看板やらCO2タンクやら山ほどの機材を積んで目黒の鹿鳴館にマイクロバスで乗り付けた事を思い出していたワタクシ(←こっちもアホ全開)
初対面にも関わらず、我慢できずにメンバーさんにも伝えたんですが、演奏がちゃんとしてるのは当たり前で、コーラスが凄く凄く凄く上手い!
きっと時間かけて練習してるんだろうなぁと。
一発でファンになりました♪
そして三番目はKREE NAKOORIE
ALCATRAZZのトリビュート…と言うか「インギー&グラハム」のトリビュートですな。
何度も観せてもらってるし、何度も対バンしてもらってるんですが、今回はキーボードが!
そう、OZMA-Xの笑い袋…いやOZMA-Xのキーボーディストとしていつもお世話している…いやお世話になっているakkoが参加しているのです。
嬉しそうにちゃんと弾いてましたよ♪
帰りはいつものように忘れ物して帰ってましたけど。
久々に観たKREE NAKOORIEは相変わらずの安定したクオリティー。
やっぱり「継続は力」やね。
ヴォーカルのグラハム追鳥さんは、衰え知らずの高音&シャウトでした。
ドラムの山中よーいちくんは、ワタクシのセッティングまで手伝ってくれる優しさ♪
てか、このイベントは全体通して全員が「イベントを成功させる!」と言う気持ちに溢れていたように思います。
そして一番心配なOZZIKI OSBOURNE…心配なのはドラムだけですが(^_^;)
もちろんOzzy OsbourneのトリビュートバンドでKISS?でも対バンしてもらった事があります。
「急なピンチヒッター」とか「仕込みの時間不足」とか「メンバー全員で合わせるのが当日初めて」とかの事情はお客さんには無関係。
楽しみにしてもらってた分、予定を空けてもらってた分、時間を割いてもらった分、なにより払っていただいた入場料分以上に満足してもらわないとOZZIKI OSBOURNEも次は無い。
そりゃあもう本気で頑張りましたよ(いや、いつも本気で頑張っているんですけど)
オジー感がハンパないKeiくん
ランディーでもザックでもOKのキシケン
安定の骨太ベースのSinくん
バンド全体の音を把握したプレイのなおぢちゃん
ホンマに、ええメンバーやな…角ちゃん、叩きたかったやろうなぁ(>_<)
演奏中にステージから見えるお客さんの顔や、盛り上がり方。
そして終わってからお客さんに聞いた感想から判断すると、大丈夫だったんじゃないかと。
代役としてライブに出演するのはとても勉強になりますし、実際楽しいです。
「困った時の♪ろまん♪さん」と言ってもらえるのはとてもありがたい事です。
ですが、実際ピンチヒッターはとても大変な事なんです。
自身のバンド以上に「失敗は許されない」のです。
なのでドラマーの皆さん、本当に体調には気を付けましょうね☆
今回関わっていただいた全ての皆様、本当にありがとうございました!
※写真は上西直美さん・ねこお☆さん撮影分をお借りしました※