muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

脇道21

 

1994年30歳の頃。

 

「記念すべきN1初レース」だったはずが路面凍結の為レースキャンセルという事態になった第一戦。

そしてグリップしにくい路面で「そこそこええタイム」を出した無名の新人に対しての周りの風当たりはキツくなった。

 

2ヶ月後の第二戦、朝から皆さんこちらを見る目が怖い(^_^;)

ボンネット開けて点火プラグを交換していると、覗き込んで

「これKちゃんが組んだエンジンやろ?そら速いわ」とか

「このクルマKさんから譲ってもろたん?前の持ち主が速かったからプレッシャーやなぁ」とか…

 

てかKさん、有名人やん!

 

後日、本人に確認するとKさんいわく

「RSCCはあのクルマで一年出てたからな…敵は多いで」

 

先にゆーといてぇな(^_^;)

 

そんな「多い敵」の中、フリー走行が終わり予選のタイム計測。

この日は初戦と違い、春らしい良い天気だったので常連の皆さんが上位を占めた。

 

ワタクシは真ん中少し後方から決勝スタート。

 

いざレースが始まってみると、皆さんブロックが厳しい厳しい(^_^;)

 

狭いコース幅のせいもあって、ほとんど抜く方は出来ずに、予選と同じぐらいの順位でゴール。

 

ただ「ほぼノーマル」で初めてレースした時の事を思うと「付いていけた!」と素直に嬉しかった♪

 

しかしこの「執拗なブロック」は次の第三戦以降も続いた。

クルマにもコースにも慣れてきた第四戦の頃には、なんとなく「ブロックされても抜く方法」もわかってきたようだった。

相変わらず順位は下の方だったが(^_^;)

 

そして第五戦は、それまでと少し違う事が起きる。

 

 

続く☆