「いったい第何章まで続くねん!?」と言うお叱りの声もなく(笑)
コミックバンド時代も第三章に突入。
1981年19歳の頃。
レギュラー出演の仕事(いわゆるハコバン)も無くなる事が決まり、一億&魔法瓶は分岐点に立たされていた。
・翌月からの仕事も決まらないので「解散」する
・メンバー各自の生活はバイト等でなんとかして「普通のバンド」として続ける
一億ちゃんからメンバーに相談があったのは、翌月からの出演が無くなると決まってすぐだった。
芸人さん以外のメンバー3人は「どうする?」と相談…する事もなく「やりますよ!」と即答。
今から考えるとなぜ全員そう言ったのかよくわからないが、きっと「コミックバンドをする事が面白くなっていた」って事だろう(^_^;)
すぐに翌月からの収入確保の為、バイト探しが始まった。
ギターの「まー坊」は、すぐに知り合いの会社で配送の手伝いが決まった。
ベースの「とし坊」とワタクシはバイトを探す日々。
なかなか見つからないのには理由があった。
二人とも長髪で、練習やライブに備えて「休みたい日に休ませてね」ってスタンス(笑)
二人で梅田をウロウロ探し回るも長髪の時点で飲食関係は全滅。
駅からどんどん離れて行って、気がつけば「スタジオ246」に向かう阪急東通り商店街に来ていた。
知ってる人は知ってる(当たり前)と思うが、当時の東通りは、店先で超ミニスカートのセーラー服に身を包んだオバちゃ…いや「オネイサン」が
「社長!ちょっと呑んで行ってぇ♪」
と、真昼間から大きな声で客引きをしているような所。
そんな「ちょっと怖い街」の奥の方(笑)で、とし坊とワタクシ二人ともあっさりバイトが見つかった!
「何の店」かは、またいつかご紹介するとかしないとかにして(笑)、とにかくこれで生活費は確保出来そう!
バンドとしても、ライブハウスの出演もボチボチ決まり出してメンバーの気合いも入りだす。
「目指せ松竹座!」(←武道館とかとちゃうんかいっ!?^_^;)を合言葉に二度目の再始動のコミックバンドであった。
続く☆