弟子仲間としては、生前最後の言葉を聞いたであろうケッチー藤原くんによると「しんみりせんとワシを笑顔で見送ってくれ」と仰っていたそうですが…。
眠っているような安らかなお顔を見ると、やはり泣いてしまいました。
そして思わず口から出た事は「孝三はん、すんません!」でした。
自分でもなぜかはよくわかりませんが『一番の師匠孝行は、弟子が師匠を超えるこっちゃ!』と言われてたのを思い出したからかもしれません。
…そんなん、誰も無理やって。
ちゃんとお別れも言えたし、奥様の「ほーちゃん」にもご挨拶出来たし、数少ない『兄弟子(あにでし) 』の中島恵吾さんとも話が出来たし、多くの方がお見送りに来られてました。
奥様に「いっぱい飾ったから写真撮ってね」と言われて撮影させてもらい「いっぱいアップしてね」と言われて、ええのんかな?と考える新幹線の中。
はい、日帰りでした。
ワタクシが行く事を知った関東在住のドラマー仲間から連絡もらったりしたんですが、滞在時間が短かったので会えず。
あ、遅くなりましたが今回の件で各方面の皆様に「孝三さん亡くなったけど…大丈夫?」と大勢の方々にワタクシを心配していただき、ありがたいやら申し訳ないやら。
もちろん大丈夫じゃないですよ。
このブログを最初から読んで頂いている方なら、ワタクシがドラムを続けていられるのは孝三師匠のお陰である事をご存知だと思います。
ただ、ヘコんでばかりはいられません。
師匠から受け取ったバトンを一人でも多くのドラマーさんに繋ぐ事、師匠から教えてもらった色んな事をドラムに、音楽に、生活に活かしていかなければと、これからも頑張る決意を「さっき」新たにしてまいりました。
孝三はん、今夜だけはしんみりさせてくださいね。
明日から笑顔で叩きまくりますから。
では最後にワタクシが師匠のボーヤをしていたバンド「ささくら慎三withコズミックパワー」の『ロンサムナイト』と言う曲の一節を。
♪命のあふれる リズムに乗って宇宙の果てまで 愛を探しに 旅に出るさ さよならじゃなくて♪
孝三はん、本当に本当にありがとうございました!
そっちに行ったら、また弟子にしてください!
もうしんどかったり痛かったりしないんですね。
お疲れ様でした☆