muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

ドラムレコーディングについて

 

先日…と言っても6月、OZMA-Xの新作CD(もう5枚目になるんだね、9月には発売になると思うので聴いてね♪…ってカッコの中が長いね^_^;)のリズム録りをしてきた事はTwitter等に書きましたが。。。

 

若いドラマーさんから「ドラムのレコーディングってどうするのですか?」とのご質問を頂きましたので、少しご紹介しようかと。

 

レコーディング経験のある方や知識としてすでにご存知の皆様には『そんなんわかっとるわい!』と言いながらここで画面を閉じて頂いて(嘘です、最後まで読んで間違い等ご指摘ください^_^;)、とりあえず順番に説明していきましょう。

 

まず「どこで?」って話ですが、レコーディング専用スタジオで録るのが一般的です。

練習スタジオ…いわゆるリハスタでもレコーディングに対応してくださるトコもありますので、メンバーとか予算とかに相談しながら決めてください。

 

実はこの「スタジオ選択」がとても重要だったりします。

後から自宅で音の編集や加工、MIXやマスタリングまで出来るって人や、そんな人がメンバーに居るなら別ですが、最終的な「出来ばえ」はスタジオ(とエンジニアさん)に左右される事が多いです。

 

我々OZMA-Xは今回も「気心知れた」録音専用スタジオで録りました。

 

こちら↓

http://p4studio.net/shinsaibashi/index.html

 

さて録音する「順番」ですが…

 

もちろん普段のスタジオ練習やライブのように、メンバー全員で同時の演奏+歌唱を録音しても構いません。

いわゆる「一発録り」ってヤツです。

ただし、この方法だと誰かがミスったり満足いかないプレイだったりしたら「全員でもう一度最初から」録音し直しになりますね。

…構わないんですよ、何度繰り返しても。

ただスタジオ料金は基本的に「時間いくら」になってますので、時間をかければかける程お金もかかります。

それに(こっちの方が問題なんですが)、全員での同録だと少しぐらいのミスなら、他のメンバーがいい演奏だったりした場合「言い出しにくい」とそのままOKテイクにしてしまったりすると聞きます。

 

いいんですか?それで。

その録音した物は音源として一生…いやアナタが死んでも残るんですよ(笑)

 

なので、各パートバラバラに録音するのが一般的です。

 

そして最初に録音するのが我々ドラマーです。

 

ドラム1人だけで録音したり、ベースと一緒に録音する事もあります。

ちなみにOZMA-Xはドラムとベースを「同じ部屋で」同時に録音しています。

 

ただしベースの音は「ライン録音」と言ってスタジオ内ではアンプから音が出る事はなく、ドラマーとベーシストのヘッドフォンから聴こえます。

 

なのでベーシストがミスっても、ドラムがOKならベースだけ録り直しが出来るのです…ドラムの音を録っているマイクにはベースの音は入っていませんので。

 

もちろん逆にベースがOKでドラムがミスってもドラムだけ録り直しが出来ますが…あまりしませんね(^_^;)

 

 

で「ドラム1人だけ録音する」って言うとホントに他の音が何も無い状態でクリックに合わせてドラム叩くイメージかもしれませんが(過去にはこうして録音した事もありました^_^;)、普通はスタジオの外のミキサールームとかでギターやベースが同時に演奏してくれます。

(OZMA-Xなんかはガイドで歌まで歌ってくれます♪)

なので安心して(?)普段通り叩きましょう。

 

録音した後は他のパートの皆さんが頑張ってくれるのを待って(その日に録り終える場合もあれば数ヶ月かかる場合も)、全部の音が揃ったらミックスとマスタリングです。

 

 

 

そう、明日8月21日(日)はOZMA-Xの新作CDのミックスダウン♪

 

いい物にしますので、ご期待あれ☆