muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

脇道19

 

1994年30歳の頃。

 

ライブ活動が全く無いのをいい事(?)に、四輪レースに挑戦しようとしたワタクシ。

 

せっかくライセンスも取って準備万端だったのにJAF様のいきなりのルール変更によって公式戦ではなく、走行会(いわゆる草レース)に参戦する事にした。

草レースと言っても公式戦でシリーズチャンピオンになったような強者揃いらしいので、かなりビビっていた(^_^;)

 

少しでも不安を少なくしようと、フリー走行メインのイベントに出て「肩慣らし」ならぬ「クルマ慣らし」をする事にした。

場所は岡山県TIサーキット英田(現・岡山国際サーキット)。

 

考えてみれば、N1仕様のハチロクトレノを譲ってもらってから一度も走らせた事がなかった。

それまでの街乗り車とは違い、ガッツリ作り込まれたレースカーなのでナンバープレートが付いていない。

当然公道は走れないので「ちょっと山道でテスト走行」とかも出来ない。

 

レンタカーのトラックに載せてサーキットへ向かうと、周りの視線が…。

ブルーに全塗装されたボディーのあちこちにスポンサーロゴのシールがいっぱい貼ってある「見るからにレーシングカー」なので注目を集めていたのだ。

 

悪い気はしないながらも「このスポンサーは自分ではなく、前の持ち主のKさんのスポンサーなのにな」とか複雑な心境でもあった。

 

サーキットに到着し、トラックからクルマを下ろし、指定されたピットへ。

タイヤをセミスリックに交換して、点火プラグも換えいざ初走行!

 

速い!

 

今までの「ほぼノーマルレビン」に比べて、加速・減速・コーナリング全てにおいて歴然の差だ。

 

「見た目は同じハチロクでも中身は別のクルマ」…初めてサーキットを走った時に受けた感想の逆のパターンだった。

 

調子に乗って何度かスピンしたものの、中山サーキットに比べれば「ランオフエリア」がかなり広いTIサーキットだったので、どこにもぶつける事なくこの日は終了。

 

さぁ来月はいよいよRSCCの初戦だ!

 

 

続く☆