※前回のブログのタイトルが「脇道16」で、前々回と同じでしたので「脇道17」に変更しました…なので今回は「18」です(^_^;)
1993年30歳の頃。
翌年から参戦しようとしていたJAF公式レースの「ウエストジャパンツーリングカーレース」が参加台数が少なそうだと言う事と、ルール変更によりさらなる改造に経費がかかりそうだと言う事で「困ったちゃん」になっていたワタクシ。
そこでショップ「P」のKさんからの提案が…
「JAF公式戦にこだわらんと走行会に出たら?」
いやいや、ちゃんとしたレースに出るつもりでここまで準備してきたんですやん!(^_^;)
キッパリとお断りしようとしたら、Kさんが続ける…
「走行会ってゆーてもウチのショップが主催してるような『ぬる~い感じ』じゃなくて、めっちゃレベルの高い走行会があんねん」
「え?!そうなんですか?」
「中山(サーキット)で年間6戦ぐらいあんねんけど、出場者はウエストジャパンのシリーズチャンピオン獲ったヤツとかTI(TIサーキット英田)で表彰台の常連やったヤツとか…そうそうたるメンツやで!」
前回のブログにも書いたが、JAF公式レースのフレッシュマンカテゴリーでシリーズチャンプになった者は、同じレースには出場できない決まりがあった。
これは「入門格式のレースは初心者の為の物、速い人はステップアップしなさい」と言う概念からだそうだ。
だからと言って「はい、そうですか」とステップアップして上のカテゴリーのレースに出れる人は少ない。
その為にクルマを買い替え、またイチから改造してクルマを仕上げていかねばならない。
お金も時間も掛かる上に、年間のランニングコストもかなり増える。
なので「ステップアップしませんよ」って人が、そう言った「レベルの高い走行会」に集まるのだそうな。
その走行会なら、ワタクシのクルマもそのままで出れるし、用意した物も無駄にはならない。
ま、ライセンスは要らなかったが(^_^;)
ただ、ここで一つ不安要素が。
ワタクシは本当の意味でのレース初心者、その走行会に出ている人達は「強者揃い」…。
出来る事なら「同じ条件でレースがしたい」と思ったが、Kさんの強い勧めもあり、その走行会に出場する事にした。
RSCC(六甲スポーツカークラブ)と言うのが、その走行会の主催らしい事を、出場申し込み書に記入していて初めて知ったワタクシであった。
続く☆