2008年44歳の頃
女性ヴォーカリストのMIKOTOさんからピンチヒッターを頼まれて、この前年の10月になんとかSonic Gold Mineのライブを終えたワタクシ。
2008年の正月に家で餅食ってると(←あくまで正月らしさを強調しているだけで本当に食べてたかは覚えていない^_^;)、とある男性からメールがあった。
ボイリングブラッドのアルバム録音やライブで大変お世話になったキーボーディストの筒井さんからである。
「あけましておめでとうございます。お電話したいのですが、今お時間よろしいですか?」
すぐにOKの返信をしたら、筒井さんから着信が…
筒「新年早々すみませんけど…来週の土曜日サンホールのライブ出られますよね?」
ワタクシはこの年の1月12日に大阪ミナミのサンホールにBlues Rockersで出演する事になっていた。
ワ「はい。筒井さんは『道頓堀BIG BROTHERS』でMIKOTOさんと出はるんですよね?対バン楽しみです♪よろしくお願いします」
筒「そこでお願いがあるんですけど…ウチでもドラム叩いてもらえません?」
ワ「へ?!」
詳しく聞いてみると「1月12日に道頓堀BIG BROTHERSでサンホールに出る予定だが、ドラムの森内ニンジャ氏が骨折して叩けなくなった。ピンチヒッターをお願い出来ないか?」と言う事だった。
デジャヴ!
いやつい先日、それも同じMIKOTOさんがヴォーカルのバンドで『ほぼ同じ内容』の出来事がありましたよね?!
筒「こないだの難波ロケッツでのピンチヒッター素晴らしかったです。大変だとは思いますが助けると思って是非」
筒井さんにはボイリングブラッドで大変お世話になったばかり。
そしてスケジュール的に「当日ワタクシは必ず会場に居る」ので問題は無い。
はい、頑張らせて頂きました。
当時のMIKOTOさんのブログから↓
Ds. Hideki Moriuchi(Steel Emblem )
Gt. Hisashi Suzuki (BLAZE)
Key .Keiji Tsutsui (MUTHAS PRIDE)
Vo.MIKOTO
Ba. Toshiki Haruta (ex.GALACTICA PHANTOM~Intention )
もうすぐ、心斎橋SUN HALLでのイベント、”CALL & RESPONSE 2008″が開催されるのですが、私が参加予定のプロジェクト、「道頓堀BIG BROTHERS」のドラム担当をして下さるMORIUCHIさんが、仕事中にケガを負ってしまわれ出演が難しくなってしまいました。
このプロジェクトのために、約一年の間、月一の大阪でのリハーサルにも遠いところ参加して下さり、やっと決まったライヴも楽しみにされておられただけに、メンバーはもちろんご本人がどれだけ残念な思いをされておられることか‥
今回は残念でしたが、いつかきっとまたMORIUCHIさんと共演できる日を楽しみに、一日もはやくケガを治して、元気にドラムを叩けるようになって欲しいと願うばかりです‥
あと実質10日位しかないというこの時期‥最悪キャンセルかという事態の中で、力強い助っ人が私たちを助けて下さいました。
同日のイベントで、Blues Rockersさんで出演されるドラマー、♪ろまん♪さんが、こんな状況のなか、無理を承知で男前に私たちのサポートのお願いを受け入れて下さいました‥元旦早々より楽曲の音源を送りつけてしまったり、リハの日程の調整をして頂いたり、せっかくのお正月に慌しい思いをさせてしまいました…
じつは、♪ろまん♪さんには、MIKOTOが所属していたSonic Gold Mineでも同じような状況で緊急のサポートをして頂いたことがあり、助けて頂くのは2度目なのです。そのときも、お忙しい中きっと大変だったでしょうに素晴らしいサポートをして下さいました。
ただ今回はお願いしてからライヴまで実質10日位しかない、しかもご自分ももう1バンドで出演されるので、さらに激烈な状況かと思うのです。
♪ろまん♪さんの男気を決してむだにしないよう、無事にイベントに出演できることに感謝して、道頓堀BIG BROTHERSのメンバーも精一杯いいステージにできるようお応えしたいと思います!
…はい「さらに激烈」でした(^_^;)
ちなみにそのイベントの顔ぶれは…
出演(出演順)
◆Black And Blue◆
ボイリングブラッドのマーシさんがベース!
◆道頓堀BIG BROTHERS◆
基本はジャニスジョップリンのカバー。
◆KREE NAKOORIE◆
アフカトラスのカバー
◆BluesRockers◆
ワタクシと角くんとキョウセイくんのトリオバンド
◆GROOVE LINE◆
マリノのレオさんと鎌田さん、44マグナムのジミーさんによるプロジェクト
ちなみにこの日のサポートドラマーはワタクシと同門下生の河上正史くん
いやはや、結構凄いイベントだったんだなぁ♪
このイベントの後しばらくして、本来ドラムを叩く予定だった森内ニンジャさんを含めてバンドの打ち上げがあった。
その時のニンジャさんの言葉が忘れられない。
「ケガして筒井さんに連絡した時は、もう『この世の終わり』ぐらいに思ってた。でも筒井さんが『ドラマーはなんとかするからゆっくり治してください』って言われて救われた気持ちになったけど…『なんとかなるんやぁ』って寂しくもなったよ」
そらそうでしょう。
皆さんもケガにはご注意を!(←なんちゅう締め方や^_^;)
続く☆