ご存知の方も多いであろう「箱に座ってその箱を叩く」みたいな楽器。
↓こんなの
このカフォン「ドラマーがとっつきやすいパーカッション」としても有名で、実際にカフォンも演奏されるドラマーさんも多い。
かく言うワタクシも今から20年近く前に「やってみよう!」と思い、楽器屋さんに買いに行った。
何件か楽器屋さんを回るうちに、値段に幅がある…ベタに言うと「ピンキリ」な物である事がわかってきた。
現在では色んなタイプ…横幅が広い物や、奥行き(?)が深いタイプ、中には「四角でない物」まで様々だが、その頃は「見た目」にはほとんど同じタイプの物ばかりだったのだが…。
なので購入ポイントは「お値段と音との相談」と言う事になった。
「お値段」は、どこの楽器屋さんでもすぐにわかるのだが「音」の方は叩いてみないとわからない。
そこで「試打」させてもらえる楽器屋さんを探して叩きに行った。
そこには同じメーカー(Schlagwerk Cajon)のカフォンが2種類置いてあった。
片方は「サンキュッパ」ぐらいで、もう片方は6万円を超えていた。
「ド」が付くぐらいの初心者ながらも叩き比べてみたのだが…何度叩いても「安い方」が良い音に聞こえた。
「やっぱり叩き方かな?『ええやつ』はそれなりにちゃんと叩かないと鳴らないのかも」とか「自分の耳が『安物』なのかも」とか思ったが、その時点で良い音がする方が安いので迷わず「これください」と安い方を指差して店員さんにお願いした。
「ありがとうございます、箱を取ってきますね」と店員さんがそのカフォンを持って店の奥へ消え、再び出てきた時には表情が変わっていた。
「お客様、大変申し訳ありません。このカフォン…あちらのカフォンと値札を付け間違えていました!」
(あぁ、やっぱり自分の耳は間違ってなかったのか♪)と内心喜んだのだが、そこは大阪人。
口から出たのは「えぇ〜っ、あの値段やから買うってゆーたのにぃ…」と言う言葉だった(^_^;)
「こちらのミスですので、お値段は精一杯努力させて頂きますので」と店員さん。
結局、6万超えのカフォンを「ヨンキュッパ」ぐらいにしてもらい、笑顔で帰ってきたとさ。
めでたしめでたし←
ではまた☆
※追記
このブログに間違いがありました。
翌日のブログで訂正しています。
すみません(^_^;)