2006年42歳の頃。
オリジナルも増えライブも重ねて、評判も上々のプンダリーカだったが、事件は起きた。
この年の9月23日に大阪寝屋川のクロスロードと言うお店で「アコースティックライブ」を行ったプンダリーカ。
ワタクシはドラムセットではなくカフォンを叩き、戸田さんも藤木さんもアコースティックで「しっとりと」って感じのライブ。
ライブ自体は何の問題もなく終了。
そのままお店で打ち上げをしている時だった。
ヴォーカルの舞ちゃんから「お話があるんですけど」と。
「やっぱりワタシ納得できません」と。
「このままでは自分の歌が作れない、歌えないってなると思うんです」と。
何の事か説明すると、実はこのライブの数日前のスタジオ練習で「新曲」に舞ちゃんが歌詞を付けてきたのを発表してもらっていた。
その歌詞の内容と言うか「言葉のチョイス」にワタクシが待ったをかけたのだった。
なんと言うか…直接過ぎると言うか、思想の偏りが強いと言うか、とにかく「それはアカンやろ」と。
この時、戸田さんと藤木さんは問題点と思わなかったのかどうかはわからないが、特に何も言っていなかった。
そして作詞してきた本人の舞ちゃんも「そうですね、わかりました。ここだけ言葉変えてきます」と、その日は別れたのだった。
しかしライブの打ち上げでの舞ちゃんが言う事にゃ「持ち帰って考えてたら納得いかなくなった」と。
「ここで自分の歌詞を変えてしまうと、今後自分の思うような歌詞を書けなくなりそうだ」と。
そこでワタクシは「それは舞ちゃんのポリシーかも知れないが、俺はこの歌詞のオリジナルで気持ちを込めてドラムは叩けない」と。
色々話し合ったが両者は平行線、お互いに譲らない←二人とも頑固
そしてその日のうちに「解散!」となってしまった。
ほんの1時間前まで楽しくライブしていたのに、である。
それから15年以上過ぎて再会をした時に、舞ちゃんは「あの時なんであんなに自分の意見を押し通したのかわかりません」と。
ワタクシはと言うと「今でも同じ考えやで」だと。
舞ちゃんは成長していたのにワタクシは頑固をこじらせて化石化していた(>_<)
プンダリーカ「シーズン1」おしまい。
またそのうち「シーズン2」があるのでプンダリーカファンの皆さま、しばらくお待ちを(^_^;)
続く☆