muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

脇道48

 

※ドラムや音楽には関係がないレースの話が続いております。「クルマには興味無いんや!バンドの話せんかい!!」とお怒りの方もおられるでしょうが、もうしばらくで終わりますのであとしばらくご辛抱ください※

 


1997年33~34歳の頃。

 


「エンジンのアテがある」
Kさんのこの言葉に色々な事を考えながら、恐々くわしい話を聞いてみる。


「前にウチでハチロクのレースカー作った『D』ってヤツおるやろ?アイツ今、石川県におんねん。向こうではレース出来ひんからクルマ売りたいってゆーてたで。あいつのレビンのエンジンにはTODAのフルキット組んであるから」

 


『と だ の ふ る きっ と』

 


その言葉の響きは33歳のサラリーマンに借金の決意をさせるぐらい魅力があった(笑)


TODAについて詳しくは↓コチラをどうぞ。
https://www.toda-racing.co.jp/jp/product/model/4ag.html

 


数日経ってからKさんに「借金してでも買いますからDくんに連絡取ってください」と頼んだ。
するとKさんは「借金までせんでもDのレビンは書類付き(廃車証明…これがあれば公式レースにも出れるし、パーツを戻せばもう一度ナンバーを取る事も可能)やから、エンジンだけ青ハチのと載せ替えて売ったらええねん、差額なんか大したことないと思うで」


…Kさん、アンタは天才や!!←

 


萬田はん…いやKさんの言う通りに立てた作戦はこうだった。


1、レビンの持ち主Dくんに希望の売値をきく
2、書類付きレースカー(エンジンは青ハチのノーマルエンジン)を買う人物「X」を探す
3、Dくんの売値からワタクシが払える金額を引いた値段で「X」と交渉
4、それぞれ交渉がまとまったら「X」から受け取った代金を持って石川県へ行き、ワタクシが払うエンジン代を足して「希望額」をDくんに支払い、そのままDくんのレビンを持って帰る。大急ぎでエンジンを載せ替え「X」にレビンを渡す。


これならワタクシは(たぶん)借金せずにTADAの4A-Gが手に入る!
Dくんは希望額でクルマを売れるし「X」は『ノーマルとは言えバランス取りをしっかりしてあるエンジン』が載った書類付きのハチロクレビンを手に出来る。


夢のようなプランだ♪


実際、そう上手くいくものなのかと心配はしたが。。。

 


そんなこんなでバタバタだったので、この年の最終戦は出場したのだが結果がどうであったかさっぱり覚えていない(^_^;)


まぁ表彰台には上がれなかったのは確かであるが。

 

 


続く☆