※お断り※
今回からしばらくは音楽やバンド、ドラムの話が極端に減ります。
てか、しばらくクルマの話しかしません(^_^;)
クルマに興味のない方は、ブログタイトルに「脇道」と付いていない回までのんびりとお待ち下さいm(_ _)m
1993年29歳の頃。
火曜日バンド改め「ワッキー大木と大阪ロマン」は「後にも先にも一度きり」の人前での演奏も無事終わって、ここから先はまた毎週スタジオ内だけの活動が何年も続く。
その頃ワタクシは中古のクルマを買った。
免許を取った18歳の頃からクルマは何台か乗り継いで来たのだが、このブログでも以前書いたように、いつもキャラバンだったりタウンエースだったり…いわゆる「ワンボックスカー」つまりは楽器運搬を目的としたクルマばかりだった。
ライブ活動をしなくなって、仕事も「普通の会社」に就職して収入も安定していた(苦労して覚えたピアノ修理はやめたんかい?!^_^;)ので長年の念願だったスポーツカーを買う事にした。
とは言え、家庭もあり収入も決して多いとは言えなかった当時のワタクシ。
R32のGT-Rなぞ買える訳もなく…当時「走り屋」と呼ばれていた若者(?)に人気だった「ハチロク」を買った。
マニアックな言い方をするとAE86レビン前期型である。
こんなヤツ↓(もちろんプラモデルではなく本物のクルマを買ったんだぞ)
「頭文字(イニシャル)Dに影響を受けたんだな?」と思った方もいるかも知れないが、あのマンガが連載スタートしたのは1995年からなので…(ワタクシもチラっと読んだ事はあるが…『溝落とし』で冷めてしまった^_^;)
ただマンガの主人公と同じように、夜の山道を走り回っていたのは事実。
普段の通勤だけなら問題ないが、毎晩山道を走っていたのだから消耗が激しい。
そこで仕方なく(笑)ブレーキパッドを替えたり仕方なくシート(座席ね)を替えたりする必要があった…ええ仕方なく(笑)
住んでた家の近くにショップがあったので、そこへクルマを持込みパーツ交換やブレーキフルードの交換をお願いしていた。
ある日、そのショップ主催の「走行会出場者募集」の張り紙を見た。
岡山県にある中山サーキットを借りてフリー走行やタイム計測、そして「模擬レース」を行うと書いてある。
それまで一人で山の峠道しか走った事がなかったワタクシ。
「出てみようかな?」と思ってショップのスタッフに相談してみた。
ワ「これって毎年やってるんですよね?どんなクルマが出てるんですか?」
ス「今はやっぱりハチロクが多いよ。シビックも増えてきてるけどね」
ワ「改造の制限とかあるんですか?」
ス「特に制限は無いけど、やっぱりそれなにイジってるお客さんが多いね」
ワ「じゃあ出てみよかな。申し込み用紙ください!」
この『それなりにイジってる』という言葉の自分なり解釈が大きく違っている事に、この時まだ気付いていなかったワタクシだった。
続く☆