1983年20歳の頃。
「アキヒサwithフライング」初の東京ライブツアー初日。
なんとか渋谷のラママに到着し、ライブも無事に終了(もう終わったんかいっ!?^_^;)
この時、対バンだった「キレンジャク」ってバンドさんがキャッチーでとても良い感じだったんだけど…今どうしてらっしゃるか、誰か知りませんか?
オリジナル(であろう)「コーヒーソーダ水レモンスカッシュ」とか歌ってました。
さて、そんな「爽やかなバンドさん」とは対局のコテコテ大阪ロックバンドは、楽器を片付け皆さんに挨拶して宿泊予定のホテルに移動。
並びの三部屋に案内されて「ワタクシ」「ザルとジロー」「谷やんとカシワダ」に分かれてそれぞれ入室。
一服してからリーダーであるザル(アキヒサ)の部屋に集合して反省会をする予定だったので、ワタクシは荷物を置いてすぐザル&ジローの部屋へ。
ちょうど谷やんも来たトコロだったので、ザルの部屋で「お疲れ~」とか言っていると
風呂場からジローの声が。
「うわ!これ『ユニットバス』ってゆーヤツやん!今から先にシャワー浴びるからトイレせんといてや」と。
そこで谷やんが「ユニットバスってなに?なんでトイレ使ったらアカンの?」と言い出した。
これを読んでいる皆さんは当然ユニットバスをご存知だろうが、当時の大阪人は誰一人知らなかったのだ←偏見
ワタクシは外国の映画で観て使い方を知っていたので(エッチな映画とちゃいますよ!ホラー映画とかで出てきますやん!だいたいヴェロニカハートとかジンジャーリンとかトレイシーローズはユニットバスなんかのシーンありませんやん←しっかり観とるやないかいっ!^_^;)その場で「正しいユニットバスの使用法教室」をひらいた。
それを聞いた谷やん
「そうかぁ。そのカーテンを浴槽の内側にしとかなトイレの辺りまで床が濡れるんやなぁ。そもそも浴槽の中で体を洗うとか言う発想が無かったわ」
と納得してくれた様子だったが、ふと思い出して
「あ!カシワダ!あいつ今、俺らの部屋で風呂入っとる!!俺、ゆーてきたるわ!!!」
と谷やんが部屋へダッシュ!
残ったワタクシとザルは
「ユニットバスを知らんでも、さすがにちょっと考えたらわかるやろ〜」
とか言いながら待っていると、谷やんが戻ってきた。
「どやった?」の問いに谷やんが応える。
「あかん。アイツ、トイレの便座に座って体を洗っとった。床はもちろん、トイレットペーパーまでビチョビチョや(>_<)」
天然のカシワダに、先に教えなかった我々のせいである。
続く☆