muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

魔法瓶(第三章)その5

1981年19歳の頃。

 

地元大阪に見放された(おい!)コミックバンド一億&魔法瓶、初の遠征は名古屋のライブハウス「グレイトフル・ユッカ」


事務所が用意してくれたワンボックスカーでの移動だったが、芸人さん二人は電車移動。


「やっぱり芸人さんは楽に移動出来る方法を選ぶのね」と思わないで頂きたい。


一億ちゃんもおさむちゃんも一緒にクルマでの移動を強く希望したのだが、機材を積んだワンボックスに乗れる人数は5人まで。


この時の遠征はオペレーターのOくんとスタッフOくん…どちらもイニシャルが同じでややこしいので小川くんと岡野くん!(笑)…の二人が同行してくれたのでメンバー5人と事務所のマネージャーさん1人とで総勢8人!


どうしても3人乗れないので芸人さんとマネージャーさんは新幹線での移動となった。


予定より早めに名古屋のグレイトフルユッカに到着。

 

電車組も到着していた。

 

「さぁ!機材おろそか!!」

と気合いを入れたところで、ギターのまー坊が

「お腹空いた」と(^_^;)

 

他のみんなもそこそこ空腹だったので、まずは腹ごしらえ!と近くの中華屋に入る。

 

腹ペコまー坊がメニューを見ながら

天津飯のご飯を焼き飯に出来ます?…出来たら大盛りで!あとラーメンもください!!」

 

なんぼ食うねん?(^_^;)

 

とりあえずお腹もいっぱいになったし「ほな搬入頑張ろか!」となった時、またしてもまー坊が

「すんません…熱出ました」

 

本当に真っ赤な顔でしんどそう。

 

「セッティング終わる頃呼びに行くからクルマで横になっときぃ」

 

この出来事はあとのライブの喋りのネタになったので結果オーライではあるが、散々な遠征のスタートであった。

 

「終わりよければ全てよし」

 

…そうはいかない事が待っていた初遠征、なかばでございます。

 

 

続く☆