muranakaromanのブログ

ドラマー村中♪ろまん♪

目方でドーン!

 

2021年…つい最近の話。

 

先日わが家の体重計を買い替えた。

 

前はホームセンターで買った2000円ぐらいの「体重だけ計るヤツ」だったが、今回は体重の他にも体脂肪率やら基礎代謝やらBMIやら「体年齢」まで表示される。

しかもデータをスマホに転送してアプリで管理すると言うSFちっくな物だ←言い過ぎ。

 

で、これ↓がワタクシの今日までの体重の推移。

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とても「アップダウン」が激しい。

毎日、風呂上がりに計るのだがなぜこんなに上下するのか。

日付をよく見て気が付いた。

 

体重が減っている日、それは…「ドラムを叩いた日」

ドラムを叩く日も叩かない日も食事の量は毎日ほぼ同じなので、やはりドラムは全身運動で体重が落ちるもんなんだ!

 

ダイエットをお考えの奥さん、ドラムがオススメですよ♪

…食べたら戻るけど(笑)

 

ではまた☆

 

 

KISS?その7

 

2006年43歳の頃。

 


この年の4月29日、いよいよ「第4回Rock to Rock」の当日がやってきた。


KISS?のサポートドラマーのワタクシは「今回限り」って事で、今回の出演者の中に名前は無い。
ま、自分から出した条件ではあったので当然だが。


当日の対バンやスタッフの中には前からの知り合いも大勢いた。
しかしそこは「関西ロック界一の尻軽ドラマー」(←誰がじゃ!)のワタクシの事なので「あぁ、どっかのバンドで叩きはるんやろ」ぐらいの感じだった。


ここまで、演奏・衣装・使用楽器と数々の問題を(結構ノリノリで)クリアしてきたワタクシ。
最後に待っていたのは「メイク」だ。


ご存知のようにKISSのメイクは基本「白塗り」の上に様々な模様があるメンバーそれぞれ違うデザイン。


「ピータークリス役」のワタクシは猫メイクだ。


KISSを聴いてROCKにハマりKISSに憧れドラムを始めたワタクシだが、この日まで一度もKISSメイクをした事は無かった。


もちろん事前にメンバーには伝えてあったが「大丈夫です、当日はメイクしてくれる人が来ますんで」との事だった。


結果的に、その通りにクロキと言う男がメイクをしてくれた。
彼は親切な男で「ピーターの黒い部分は最初に角々に『点』を付けておくとやりやすんですよ」とか「目の回りの緑は先に多めに塗っておいて、あとから黒で形を整えながらキメるんです」とか丁寧に説明しながらメイクしてくれた。


ワタクシはそれを聞きながらじっとしているだけ。
とっても楽チン♪


さて迎えた本番。
お決まりの「You Wanted The Best!? You Got The Best! The Hottest Band In The World, KISS!!」のアナウンス(SEだった)からデトロイトロックシティーが始まる。


盛り上がる観客。こちらのテンションも上がる。


ドラムの位置から左を見ればレスポールを持った内股のエースが!
右を見れば舌を出した怪獣ブーツのジーンが!!
前ではクラッシュドミラーのPS-10を持ってピックを投げるポールが!!!


楽しい♪
俺の居場所はココやったんや!
ライブ途中に(頼まれてもいないのに)正式メンバーになる事を決意したワタクシだった。

 


そんなこんなでライブは進み、会場の都合で「火吹き」は出来なかったが「血吐き」もあり、演奏している側もそれはそれは楽しいライブだった。

 


そして出番が終わり楽屋に戻って「ロマンさん今回は本当にありがとうございました!」とメンバーがお礼を言う。


そこでワタクシはそれまでの人生で一番カッコつけて「いや『今回は』やないで『今回も』やで」

 

 

 


一同ポカーン

 

 


(この人は何をゆーてはんねやろ)と言う表情のメンバー。

 


いや、わかれよ(^_^;)
「ハッキリ言葉に出してくれないとわかんないんだからぁ」みたいな女子か?!(←最近のなんたらハラスメント的によくない表現)

 


こはちゃんと言っておかないと!と「いや、正式メンバーとしてこれからもよろしくお願いします」とワタクシが言うと「マジですか?!」と大喜びのメンバー。

 


こうしてワタクシこと「ピーター栗♪」はKISS?の正式メンバーになったとさ。

 

 

 


そして帰りのクルマの中で楽しい一日を思い出していてふと気が付いた。

 


ワタクシにメイクをしてくれたクロキは、それまでKISS?で「ピータークロキリス」としてサポートドラマーをしいていた男だそうな。


その彼が当日会場に来れるのなら、ワタクシにサポートを頼む必要は無かったのではないか?!

 

『次からは自分でピーターメイクが出来るように』と細かくコツまで教えてくれたのではないか?!

 

 


何もかもが「まんまとハメられた」ワタクシであったが、当然満足感しかなかった。

 


続く☆

ライブが決まりました!

 

5月,6月の二度の延期を越えての三度目の正直、にじいろネオンナイツ!

 

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2021/7/11(Sun)

『Thanksgiving vol.zero14
~Rock Bomb&Rockism』

Open13:50 Start14:20

Adv.¥2、500 
Day.¥3、000(Drink別)

西心斎橋BIG TWIN DINNER SHOVEL

・各線難波駅25/26D出口より徒歩5分
御堂筋線心斎橋駅7/8出口より徒歩8分

〒542-0086
大阪市中央区西心斎橋2-4-17 おおきに花月第2ビル B1
TEL: 06-4256-4565
http://bigtwin-diner.com/SHOVEL/

cast

【WALL THE PAINTED】as Mr.BIG
Vo.ひーちゃん
Gt. Hirotoku
Ba. ニィニ
Dr. かわちゃん

【SAN' YO ROSES】as Guns N' Roses
Vo.W. Izuyan Rose
Gt.ヅラッシュ
Gt.Izzy Kami
Ba.Zaku McKagan
Dr.Tarmeric Adler

【中村MAIDEN】as IRON MAIDEN
Vo.Suzu
Gt.Noda
Gt.Mori
Ba.Gaku
Dr.Man

【DEAD SCAPE】as DEAD END etc・・
Vo.クロミラ友
Gt.アンスラ
Ba.キャリ
Dr.ケンタ

【ジューダスプリーケツ。】
as Judas Priest
Vo.Hisayoshi
Gt.Ya.Malmsteen
Gt.zakuchin
Ba.Junichiro Kadowaki
Dr.MISAKI

【にじいろネオンナイツ】as RAINBOW
Vo.もりけん!
Gt.新田義浩
Ba.大久保寿太郎
Key.筒井佳二
Dr.村中♪ろまん♪暁生

※人数制限、お客様へのお願い事項に関しては
開催日が近づきましたら最善の注意をもちまして状況にて掲示させて頂きますので宜しくお願い致します。

 

皆さま是非!!!

 

KISS?その6

 

2006年43歳の頃。

 

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↑の写真はネットでの拾い物です。

本文と無関係です。

SNSでの「ブログ更新しました」の投稿時に本文最初の画像が見えてしまうのを防ぐために今回は特別にこんな事を(^_^;)

 

 


さてさてKISS?のサポートドラマーとしてイベント出演の準備も着々と進んでいたイベント直前。


演奏もしっかり合わせた。
衣装も準備OK。
メイクは当日に誰かがしてくれるらしい。

 


一旦ここでKISS?のポール・スタンレエイゾーことエーちゃんのとあるエピソードを紹介する。


証言してくれたのは妻アンコさん(仮名)

 


いつもは家族団らんで楽しい夕食後のひとときを送っていたそうだが、ある時から彼が一人で部屋にこもるようになった。


何をしているのか気になってアンコさん(仮名)が尋ねても答えない。
その上「部屋には決して入るな」とか鶴の恩返しの機織り現場のような事を言い出す始末。


『これはどこかに女が出来てコッソリ連絡取り合っているに違いない』と旦那の浮気を疑い出したアンコさん(仮名)


不安と焦りがつのって、ここは真面目に夫婦会議を!と思った矢先に「天の岩戸」が開いた。


「ジャジャ~ン!」
満面の笑みで彼が持って出てきたのはギター。
PS-10と言うポールスタンレーモデルに↓のような「クラッシュドミラー」の加工をしていたのだ!!

 

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(写真はエーちゃんのギターではありません)

 


それならそうと言ってくれればいいのに♪
アンコさん(仮名)もギタリストなので、夫婦の絆が一層強まった瞬間であった。おしまい。

 

 

 


そう。前振りが長くなったが、次の問題は「使用楽器」である。


このクラッシュドミラーのPS-10を先のスタジオでも見ていたワタクシは、モモちゃんのジーンベース、イッペイの3ピックアップのレスポールも見て知っていた・・・そう、KISS?と言うバンドの楽器へのこだわりをしっかり見てしまっていたのだ。


最初は「サポートドラムだからライブハウスのドラムセットでじゅうぶん」とか思っていたが、そうなると『ドラムセットだけショボい』って事にもなりかねない。

 


『ロマンさんさえ良かったらそれでもエエんですよ』
こだわり大王のエーちゃんの言葉が頭をグルグル。

 


結局、タム6つの派手なドラムセットを持ち込む事にした。
正直もうこの頃になると色々準備するのが楽しくて仕方がなかった(^_^;)


金銭的余裕さえあれば銅鑼(ドラ)にも手を出しかねない状況だったのだ。
…病気やな♪

 

 


続く☆

 

KISS?その5

 

2006年43歳の頃。

 


第四回Rock to RockのイベントにKISSのコピーバンド「KISS?」でサポート出演する事になったワタクシ。


何度かスタジオ練習を重ね、演奏は問題無さそうだ。


しかし本番は「演奏以外の部分」が色々問題となってくる。

 


まずは衣装。
ご存知KISSは「あのメイクあの衣装」がトレードマーク。


先に観せてもらっていたKISS?のライブ映像でもメンバー全員「そのまんま」のメイクと衣装で演奏していた。


ワタクシはと言うと…当然ピーターの衣装は持っていない。


すると「KISS?のドラマーが代々着ていた衣装がある」との事。
体型的にも問題なさそうなので借りる事にした。


「じゃあ次のスタジオの時に持って来ますわぁ」と言われ、翌週に持って来られた衣装を見て少し驚いた。


破れてますやん!(^_^;)


この時の衣装は本家KISSの「ラブガンツアー」の衣装に寄せた物。
↓こんな感じね。

 

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このジャケットデザインではピーターの上半身は「素肌にガンベルト」だが、ライブの時は黒のタンクトップの上にガンベルト…ライブの途中でガンベルトを外すと言うパターンが多かった。

↓ガンベルト外してベスを歌うピータークリスさんの図

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ワタクシが受け取ったガンベルトとジッパー付きパンツとリストバンドは使えそうだったが、中に着る黒のタンクトップと装飾品がアウト。


この事をポールスタンレエイゾー(←エーちゃんね)に伝えると「そのままでも構いませんよ…ロマンさんさえそれで良かったら」


なにその後半部分。


『破れた衣装着てステージに上がってもカッコ悪いとか思わないんなら』的な事?
『それでもKISSが好きとか言えるのか?』的な事?

失礼しちゃうわ!←誰?

 

 


翌週には自前で買った「超薄手」のタンクトップをさらに加工して、大阪じゅう探して見つけた「ピーターっぽい装飾品」も揃えていたワタクシ←ホンマにサポートなんか?

 


今回は「エーちゃんにもまんまとハメられたの巻」でした(^_^;)

 

 


続く☆

6月!

 

ビックリマークを付けなくても、全国的に6月。

 

昔の言い方で「水無月

梅雨なのに「水が無い月」

 

これは昔々、雨と言う物は「空」から降ってくるのではなく「月」から落ちてくると信じられていて、梅雨の時期にこれだけ雨が落ちてきたら「月の水」は無くなってしまうだろうと言う事から「月の水が無くなる」と言う意味で6月を「水無月」とした…

…か、どうかは知らない(ぉぃ)

 

本当は、なんか旧暦とかその辺の事情じゃねぇの?←態度悪いぞ!

 

 

まぁそんな6月に入ってた。

もう6月2日。

指で言うと第一関節までは入ってた。

指で言う意味がわからん。

 

 

そんな6月です。

 

今月のライブは、ありません。

はい、先月も先々月もありませんでしたよ。

 

来月こそはライブが出来ますように!

 

 

ではまた☆

KISS?その4

 

2006年43歳の頃。

 


あれだけ「KISSは好き過ぎて自分では叩けない」とKISSのコピーバンドへの参加を断ってきたワタクシだが、モモちゃんの作戦にまんまとハマり、サポートドラマーとして一緒にイベントに出演する事になった。


ところで最初のバーミヤ○での話の時に、紹介したMASAに「なんで自分だったか?」を尋ねた。


確かMASAくんにはそれまで、特にKISSが好きだとか言う話はした事がなかったハズだ。


彼の返答は「MASA'sバンドでプログレとかヘビメタとか叩いてもらってましたけど、いつもKISSのTシャツ着てはったじゃないですか~」と。

 


いやいやTシャツだけで紹介したんかいっ?!

 

ま、彼らしいと言えば彼らしいが(^へ^;)

 

 

 


まずはスタジオ練習だ。


神戸のスタジオで「ポール」と「エース」に『初めまして』の挨拶をする。
先にDVDでライブ映像は確認していたが、メイクしていない顔は初めて見るので何か新鮮だ。


メイクしていなくても『どっちがポールでどっちがエースか』はすぐにわかった。
・・・当時のエース「イッペイ」は結構体格がよかったから(^_^;)
一方のポールはDVDで観ていた通りスマート。

 


さて音合わせ。
4月のライブで演奏予定の曲はあらかじめ聞いていたので、問題なくサクサクと進む。
エースのイッペイが「もう明日にでもライブ出来そうですやん!」と喜んでいた。


案の定スタジオの時間が余る。


「今度のライブのセットリストには入ってない曲も演ってみませんか?」とジーンシモモンズから提案が。


最初に何の曲を合わせたかは覚えていないが、問題なく出来た。


「じゃあ次、コレは?」

エーちゃんがイントロを弾き出し曲が始まる。

 


「合いますねぇ!じゃあ次にコレは?」

タイトルを言われてカウントを出し演奏が始まる。


その日に合わせる予定の無かった曲…KISSのライブアルバム「ALIVE」と「ALIVE2」から『ALIVE2の二枚目のB面』を除いてほとんどの曲がすんなり出来た。

 


さすがKISS好きの集まりである。

 


ライブで演奏予定の無い「BLACK DIAMOND」(もちろんワタクシは歌わない)のエンディング近くでイッペイがスタジオで膝をついてソロを弾き、エーちゃんとモモちゃんが揃いの振りをしているのを見て『ええヤツらやなぁ』と微笑んだのを、特に覚えている。

 


しかしKISSのコピバンは演奏だけではいけない。
まだ、メイクと衣装の問題があった。

 


続く☆